【7月7日 AFP】ウクライナ各地で7日早朝、ロシア軍の攻撃により少なくとも4人が死亡、数十人が負傷した。破壊された住宅からの避難や市民の防空壕への避難も相次いだ。

ロシアはここ数日、米国が主導するウクライナとの停戦協議が行き詰まる中、大規模な無人機・ミサイル攻撃を繰り返している。

AFP記者によると、東部ハルキウ州では攻撃を受けた集合住宅から市民が荷物をまとめて避難する様子が見られ、一部は隣人やペットとともに地下室に避難していた。

緊急当局は、北東部スムイ州で2人、南部オデーサ州で1人が死亡したと発表。さらに、南部ヘルソン州でも1人が死亡したと同州知事が明らかにした。

また、ハルキウ州やドニプロペトロウシク州の他、午前遅くに攻撃を受けた東部の工業都市ザポリージャを中心に、40人以上が負傷した。

ウクライナ空軍は、ロシア軍が無人機101機とミサイル4発を発射し、このうち無人機75機を撃墜したと発表した。(c)AFP