【7月7日 AFP】25F1第12戦英国GPは6日、決勝が行われ、マクラーレンのランド・ノリスは雨に見舞われた混とんのレースでチームメートのオスカー・ピアストリを抑え、完勝を飾って王座獲得への挑戦で前進した。

ドライバーズ選手権で首位に立つピアストリがトップで走行中、セーフティーカーに先導された際に過度に減速したとして10秒のペナルティーを受けると、これを最大限に生かしたノリスが6秒812差で勝利を収めた。

母国での初優勝で今季4勝目を挙げ、キャリア通算8勝目を手にしたノリスは、ピアストリとのポイント差を8に詰めている。

キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが3位に入り、F1参戦239戦目にして初の表彰台を獲得した。厳しい気象条件の中、フェラーリのルイス・ハミルトンが4位に入り、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを5位に抑えた。以下アルピーヌのピエール・ガスリー、アストンマーティンのランス・ストロール、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボン、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、メルセデスAMGのジョージ・ラッセルが続いた。

レッドブルの角田裕毅は15位に終わった。(c)AFP