【7月6日 AFP】自転車ロードレースのツール・ド・フランスは5日、開幕を迎え、第1ステージ(リール・メトロポール~リール・メトロポール、184.9キロメートル)はアルペシン・ドゥクーニンクのジャスパー・フィリプセン(ベルギー)が優勝を飾った。

フィリプセンはゴール前の激しいスプリント争いを制し、総合首位に与えられるマイヨ・ジョーヌ(イエロー・ジャージー)を獲得した。

優勝候補に挙がっているUAEチームエミレーツXRGのタデイ・ポガチャル(スロベニア)とチーム・ビスマ・リースアバイクのヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)は、転倒が相次ぐ中で無事に先頭集団でフィニッシュしたものの、二度の五輪金メダルに輝いているスーダル・クイックステップのレムコ・エベネプール(ベルギー)は2番手グループに閉じ込められ、上位から39秒差をつけられて出遅れた。

大会は全21ステージで争われ、27日に仏パリでフィニッシュを迎える。(c)AFP