PSGとレアルが準決勝進出 クラブW杯
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【7月6日 AFP】サッカーのクラブW杯は5日、米国各地で準々決勝が行われ、9人になったパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)が2-0でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を下し、元所属選手のキリアン・エムバペを擁するレアル・マドリード(スペイン)との準決勝に駒を進めた。レアルは3-2でボルシア・ドルトムント(ドイツ)に勝利した。
欧州王者のPSGはデジル・ドゥエの先制ゴールの後、終盤にウィリアム・パチョとリュカ・エルナンデスが退場して苦戦を強いられたが、後半アディショナルタイムにウスマン・デンベレが追加点を奪った。デンベレは、先日交通事故で亡くなったポルトガル代表FWジオゴ・ジョタのセレブレーションをまねて敬意を表した。
前半終了間際には、バイエルンのジャマル・ムシアラが足首に重傷を負って、ピッチを後にしている。
レアルは、エムバペが今大会初得点を挙げるなどドルトムントを圧倒。終盤に連続失点を喫してリード失う危険にさらされたが、勝利を収めた。
体調不良で今大会3試合を欠場していたエムバペがベンチスタートとなる中、レアルは10分にゴンサロ・ガルシア、20分にフラン・ガルシアが得点を決めた。
最終盤にマクシミリアン・バイアーに1点を返された後、途中出場のエムバペがチーム3点目を奪取。エムバペは手でジョタの背番号「20」を示し、敬意を表した。
その後レアルはディーン・ハイセンがPKを献上して退場処分となり、セール・ギラシにこれを決められて1点差に迫られたものの、逃げ切った。(c)AFP