【7月5日 AFP】英国の伝説的ロックバンド「オアシス」が4日、ウェールズ・カーディフで待望の再結成ツアーを開始した。16年前の険悪な解散後、実現が難しいと思われていた復活公演にファンは歓喜した。

1990年代のブリットポップで名声を博したマンチェスター出身のオアシスは、ヒット曲の数々を披露して7万4000人の観衆を熱狂させた。

フロントマンのリアム・ギャラガーは満員の観客に「長すぎたな」と語り、「シャンパン・スーパーノバ」、「スタンド・バイ・ミー」、「スーパーソニック」といった名曲を含む2時間のセットを披露。「ロール・ウィズ・イット」では、かつて対立していた兄ノエル・ギャラガーと掛け合った。

ノエルとリアムがステージ上では互いに話すことはなかったが、最後の曲の後には短くハイタッチし、肩を寄せ合った。

5日にも同じくカーディフで公演した後、11日からの地元マンチェスターでの5回公演を含め、世界各地で全41公演を行う。(c)AFP