【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権は4日、女子シングルス3回戦などが行われ、4度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇る大坂なおみは6-3、4-6、4-6でアナスタシア・パフリュチェンコワに敗れ、16強入りを逃した。

優勝した2021年の全豪オープン以降はグランドスラムで4回戦に進出できていない大坂だが、成功を渇望しており、試合後には「まだ挑戦する機会がある限りはやりたい。負けると悔しいけど、それが私の競争心だと思う」と語った。

大会第1シードのアリーナ・サバレンカは7-6(8/6)、6-4でエマ・ラドゥカヌ(英国)を下し、女子のトップシード6人のうちで唯一生き残った。

この日は第6シードのマディソン・キーズ(米国)が3-6、3-6でラウラ・シグムンド(ドイツ)に敗れており、大会5日目にして女子シード上位10選手のうち残っているのはわずか4人となっている。

男子シングルス3回戦では、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がジャン・レナード・ストラフ(ドイツ)との熱戦を6-1、3-6、6-3、6-4で制し、大会3連覇に向けて4回戦進出を果たした。

男子でもシード選手トップ10人中半分がすでに敗退しているが、第5シードのテイラー・フリッツ(米国)は2回戦までフルセットマッチを戦ってきた中で、この日はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)に6-4、6-3、6-7(5/7)、6-1で勝利した。(c)AFP