【7月9日 東方新報】「農銀杯 第19回世界シャンチー(象棋)選手権」と「第5回上海杯シャンチー(象棋)大師オープン大会」の開幕式が、6月28日、上海市嘉定区南翔鎮で行われた。世界シャンチー(象棋)選手権は2年に一度開催される、世界シャンチー連合会主催の伝統的かつ重要な大会であり、今回の開催は、上海市にとって26年ぶりとなるシャンチーの最高峰となる国際大会の開催となった。

 今回の世界シャンチー選手権では、男子個人、女子個人、男子団体、女子団体に加え、U16・U12の男女個人部門を含む全8部門が設けられている。世界26の国と地域から、約200名の選手、コーチ、世界シャンチー連合会の代表らが参加する見込みだ。

 本大会の本戦は、第19回世界シャンチー選手権と第5回上海杯シャンチー大師オープン大会の両方が上海で同時開催され、9月22日にハイアットリージェンシー上海嘉定(Hyatt Regency Shanghai Jiading)で開幕し、9月27日の決勝は「世界の応接間」とされる特設会場へと舞台を移す。

 上海杯シャンチー大師オープン大会は、上海が独自に立ち上げたブランド大会で、長年の積み重ねと成長を経て、独自IP(知的財産権)として発展を遂げ、注目度と影響力が年々高まっており、着実に成熟した大会へと進化している。本大会では、一般公開部門、青少年団体戦、著名人招待試合、アマチュア部門の4部門が設けられている。

 より多くのアマチュア棋士やシャンチーファンに参加の機会を提供し、トップ選手との対戦の場を設けるため、第5回上海杯では、一般公開部門の予選大会が開催され、シャンチー愛好者に向けて広く募集が行われる。優勝者は本戦への出場資格を得る。男子公開部門は、第4回大会の予選上位2名、第5回の予選上位19名、3名のワイルドカード枠を含む24名が出場する。女子公開部門は、予選上位10名とワイルドカード2名の計12名が出場する。

 青少年団体戦は、長江デルタ地域の3省1市(江蘇省<Jiangsu>、浙江省<Zhejiang>、安徽省<Anhui>、上海市)のシャンチー協会チームが参加する。著名人招待試合には、各省市のシャンチー協会の代表や有名企業家が出場する。アマチュア部門は、競技とイベントを組み合わせた形式で市内各区で順次開催され、シャンチーの交流の幅と娯楽性を高め、多くのファンや市民の参加を促す。

 上海棋院の劉世振(Liu Shizhen)院長によると、当日の開幕式後、ショッピングモールの南翔印象城では「シャンチーパーティー」が開催され、人間とAIの対戦、親子向けイベント、勝ち抜き戦、文化展示など多彩な普及活動が行われる。大会本戦期間中には、「棋行上海」キャンペーンも展開され、世界選手権および上海杯の出場選手が南翔老街や嘉定博物館(Jiading Museum)などを訪問し、上海市の歴史と文化を体感する機会が提供される。(c)東方新報/AFPBB News