トランプ氏、ハマスに60日間停戦への同意呼び掛け イスラエルは既に同意
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【7月2日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は1日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区での60日間の停戦に同意したとして、イスラム組織ハマスもこれを受け入れるよう呼び掛けた。
トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が来週、米首都ワシントンを訪問するのを前に、米国の代表団がイスラエル側と激化するガザ紛争について協議したと述べた。
「イスラエルは60日間の停戦を実現するのに必要な条件に同意した。停戦期間中、われわれはすべての当事者と協力して戦争を終結させる」と投稿した。
トランプ氏は、ガザ紛争で仲介役を務めるカタールとエジプトの代表団がハマス側に「この最終提案」を示すと説明。
「中東の利益のために、ハマスがこのディール(取引)を受け入れることを期待する。なぜなら、状況は改善しないどころか、悪化する一方だからだ」と付け加えた。
これに先立ちトランプ氏は1日、今月7日のネタニヤフ氏との会談では「非常に毅然(きぜん)とした態度」を取ると表明した。
米国によるイラン核施設攻撃を受けてのイスラエルとイランの「12日間戦争」の終結は、合意への道を開いており、トランプ氏は自身が仲介してきた一連の和平合意に新たな合意を加えたいと考えている。(c)AFP