【7月1日 CGTN Japanese】北京大学生命科学学院の研究チームはこのほど、新疆ウイグル自治区に位置するタクラマカン砂漠の奥地に設置した赤外線カメラの映像データを回収・分析する中で、国家2級保護動物であるアジアヤマネコの活動の様子を鮮明に記録した画像を確認しました。

 映像には、アジアヤマネコがコトカケヤナギやタマリスク、低木が茂る半乾燥環境で自由に活動する様子が捉えられています。頭を下げて獲物の匂いを嗅いだり、警戒しながら周囲を見回したりするその姿からは、砂漠のハンターとしての敏しょう性がうかがえます。

 アジアヤマネコは中国語では「草原斑猫(学名:Felis silvestris shawiana)」とも呼ばれ、アジア内陸部の乾燥地帯に生息する小型ネコ科の動物です。中国では主として、新疆ウイグル自治区、甘粛省、寧夏ホイ族自治区などに分布しており、中国北西部砂漠生態系の頂点に位置する捕食者として、地域の生態バランスを維持する上で重要な役割を果たしています。今回のタクラマカン砂漠奥地でのアジアヤマネコの確認は、同地域の生態環境が健全で食物資源が豊富であることを示す証拠となりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News