クビトバ、ウィンブルドンは「特別」 最後の出場前に意気込み
このニュースをシェア
【6月30日 AFP】今季限りでの現役引退を表明した女子テニスのペトラ・クビトバ(チェコ)は29日、2度の優勝を飾ったウィンブルドンに最後にもう一度出場することを楽しみにしていると語った。
35歳のクビトバは、2024年に第1子の長男を出産し、今年2月に復帰したが、その後は競技と育児の両立に苦しみ、前週に8月の全米オープンを最後に引退することを発表。2011年と2014年に優勝したウィンブルドンのコートに立つのも、今年が最後となる。
ウィンブルドンの会場で行われた会見では、「体が少しつらくて、たぶん少し負担が大きすぎるのかもしれない。『もう十分、これ以上は続けたくない』と思ったこともあった」と明かした。
さらに、「ウィンブルドンは私にとって特別な大会。だから開幕前に(引退することを)表明したかった」と語り、「今回はまた違った意味で特別になると思うが、絶対に楽しみたい」と意気込みを示した。
クビトバは7月1日の1回戦で大会第10シードのエマ・ナバーロ(米国)と対戦する。(c)AFP
