【6月30日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、5260万ドル(約76億円)のプレーヤーオプションを行使して来季も同チームで現役を続行する見込みだと、複数メディアが29日に伝えた。

米スポーツ専門チャンネルESPNとスポーツサイト「ジ・アスレチック」によれば、12月に41歳になるジェームズは、最長記録を更新するNBA23シーズン目に向けて、チームの今オフの補強動向を注視しているという。

「レブロンは優勝争いがしたいと思っている」と代理人のリッチ・ポール氏はESPNに語り、「レイカーズが将来に向けたチームづくりをしていることは理解しているが、現実的に全てを勝ち取れるかどうかも重視している」と続けた。

本人は、2025-26シーズンで現役は最後と考えているのか、その後も続けるつもりなのかを明言していない。24-25シーズンはミネソタ・ティンバーウルブズとのプレーオフで左膝を負傷したが、前週にはその後初となるトレーニング風景をSNSに投稿している。

来季も現役を続ければ、ジェームズはビンス・カーターと並んでいるNBA最長キャリアの記録で単独トップに立ち、さらに50試合に出場すれば、レギュラーシーズンの出場試合数でもロバート・パリッシュの1611試合を上回って歴代首位となる。

ジェームズは昨シーズン、レイカーズで1試合平均24.4得点、8.2アシスト、7.8リバウンドを記録した。キャリア平均は27.0得点、7.4アシスト、7.5リバウンドとなっている。(c)AFP