【6月29日 AFP】受動喫煙から子どもを守ることを目的とした新規制により、フランスでは29日から、ビーチや公園での喫煙が禁止となる。

28日に政府の官報に掲載され、29日に施行されるこの禁止令は、バス停の他、図書館、プール、学校の周辺地域も対象する。

フランスで夏休みが始まる1週間前にこの禁止令を導入するのは、ビーチなどで子どもたちを受動喫煙から守るためだ。

しかし、一部の反たばこ活動家にとって残念なことに、この禁止令は多くのフランス人が喜んでたばこを吸うバーやレストランのテラスには適用されない。

また、電子たばこが禁止対象にならないことにも不満の声が上がっている。

違反した場合、最低135ユーロ(約2万3000円)、最大700ユーロ(約12万円)の罰金が科される可能性がある。(c)AFP