世界1位サバレンカ、初戦は予選勝者と ウィンブルドン
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【6月28日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権は27日、女子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカは、1回戦で予選勝者のカーソン・ブランスタイン(カナダ)と対戦することが決まった。
ベラルーシ出身のサバレンカは、これまで四大大会(グランドスラム)で3度優勝しているが、今年の全豪オープンと全仏オープンではいずれも決勝で敗れている。ウィンブルドンではこれまで準決勝が最高成績となっている。
全仏オープン決勝でサバレンカを破った第2シードのココ・ガウフ(米国)は、1回戦でダイアナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)と顔を合わせる。
元世界ランキング1位の大坂なおみは、順当に勝ち上がれば、2回戦でパリ五輪金メダリストの鄭欽文(中国)と激突する可能性がある。
グランドスラム通算5勝を誇るイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、世界ランクを8位まで落とし、4回戦で元大会女王のエレナ・ルバキナ(カザフスタン)、準々決勝でガウフと当たる可能性のあるドローとなった。
一方、大会連覇を目指すバルボラ・クレイチコバ(チェコ)は、けがが回復すれば、1回戦で20歳の新星アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)と対戦する。
クレイチコバは腰の故障により今季開幕から5か月間ツアーを離脱。さらに今週のイーストボーン・オープンでは、太もものけがのため準々決勝を棄権している。
イアラは現在世界74位とランキングでは下位ながら、3月のマイアミ・オープンではグランドスラム優勝経験のあるエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、マディソン・キーズ(米国)、シフィオンテクを次々と破ってベスト4に進出し、一躍注目を集めた。(c)AFP
