「能力付与型の大国」・中国が世界の安定化に貢献
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【6月30日 Peopleʼs Daily】現在の世界は混乱と変動が交錯し、確実性と安定性はまさに世界的な「希少資源」となっている。
今年、中国の「両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議全国委員会会議)」の期間中、国際社会は中国の政策動向に高い関心を示した。「中国が自国の発展と対外政策の確実性を基盤にして、世界に安定をもたらしている」という認識が、各方面に普遍的に広がっている。
ぜひ解決すべき地域的な問題に対し、中国は「冷静な思考」を提供している。中国は常に真の多国間主義を堅持し、人類の未来を念頭に、人民の福祉を重視して、中国独自の地域・国際問題の解決策を積極的に実践している。
ロシア・ウクライナ紛争、パレスチナ・イスラエル紛争に対し、中国は客観的で公正な立場を堅持し、平和のための努力を続けている。パキスタンの日刊英字新聞「パキスタン・オブザーバー(Pakistan Observer)」は、中国の「両会」期間中に掲載した記事の中で「多くの開発途上国が、中国が保護主義に対抗し、新しいさらに公正な世界経済秩序の構築のためにリーダーシップを発揮することを期待している」と指摘した。
グローバルな発展を阻む難題に直面し、中国は「強力なエンジン」を提供している。2024年、中国経済は5パーセントの成長を達成し、世界の経済成長への貢献率は30パーセント前後を維持し、150を超える国と地域との主要な貿易パートナーとなった。
そして今年、中国は経済成長目標を再度5パーセント前後に設定し、引き続き世界経済に活力を与え、国際的な協力の機会を創造しようとしている。
中国式現代化は着実に進展し、ますます多くの国から支持され、手本とされている。
「グローバル・サウス」が共に現代化の夢を追う姿は、ますます明確な発展の潮流となっている。
文明の相互理解を推進するため、中国は「具体的なプラン」を提供している。共通の課題に対応するためには、物質的な手段で困難を克服するだけでなく、精神的な力で誠意と正しさを保つことが必要だ。中国は対話で分断を埋めること、団結で分裂に反対すること、協力で発展を促進することを堅持し、異なる文明の間の包容性と相互理解を促進する努力を続けている。
「グローバル文明イニシアチブ」は、中国が自国の悠久な文明史に基づいて世界に向けて提唱する新たな貢献である。中国外文出版発行事業局に属す研究機関「当代中国与世界研究院」が世界30か国で実施した「中国の国家イメージグローバル調査(2024)」によると、中国に対する海外の回答者の全体的な印象は年々向上し続け、中国への好感度は過去10年間で最高水準に達した。
今年は中国と世界にとって重要な年であり、過去と未来をつなぐ重要な転換点である。
80年前の中国は、世界反ファシスト陣営の重要な一員として、平和の防衛と正義の維持のため、巨大な民族的犠牲を払い、重大な歴史的貢献をした。
現在の中国は、「能力付与型の大国」として、世界平和を建設する者、グローバル発展に貢献する者、国際秩序を維持する者として、3つの「グローバルイニシアチブ」を積極的に実践し、「人類運命共同体」の構築を進めている。
「次なる中国は、やはり中国だ」、中国はこれからも各国と手を携え、互いに成長を支え合う新たな未来を共に歩んでいくことだろう。(c)PeopleʼsDaily/AFPBBNews