【6月27日 AFP】陸上女子1500メートルで五輪3連覇中のフェイス・キピエゴン(ケニア)が26日、非五輪種目の1マイルで女子初の4分切りを目指したものの、タイムは大きく届かなかった。

世界記録ペースを示す電子ペーサーと13人のペースメーカー(男子11人、女子2人)の助けを借りるなど、フランス・パリのスタッド・セバスティアン・シャルレティで完璧な条件が整えられた中、キピエゴンは約1.6キロを4分06秒42で走った。

このタイムは、2023年のダイヤモンドリーグ・モナコ大会で自身がマークした世界新記録の4分07秒64を上回ったが、男子のペースメーカーがいたことにより、公認記録とはならない。

31歳のキピエゴンは、「もうクタクタ、疲れ果てた」と話しつつ、「女子最速となる4分切りを目指し、それが可能であることを証明した。時間の問題だと思う。私でなくても、いつか誰かが達成する」とコメントした。

しかし、1500メートルで3度の五輪金メダルに輝き、世界選手権でも4度(2017年、22年、23年に1500メートル、23年に5000メートル)優勝しているキピエゴンでさえも、自身の世界記録を8秒近く短縮するという課題は至難の業であることが示された。

9月に東京で開催される世界選手権で、1500メートルと5000メートルの連覇を目指すかまだ決めていないキピエゴンは、「これは最初の試みだった。このレースから多くの教訓を得た」とし、「原点に戻ってどこを改善すべきか見極める。いつか必ず、機会はめぐってくるはず。まだ余力はある」と語った。(c)AFP