【6月27日 AFP】ペルーの最高峰で登山中だった日本人女性2人が遭難し、1人が死亡、もう1人が救出された。当局が26日に発表した。

稲田千秋さん(40)と寺田紗規さん(36)は23日、標高6400メートルを超えるワスカラン山で霧と悪天候のために遭難した。

2人は所持していたデバイスから送信されたGPS信号のおかげで救助隊に発見されたが、稲田さんは低体温症で死亡していたと当局は発表した。

アンカシュ県警察のアントニオ・ロレノ長官はTVペルーに「生存していた日本人を救出し、医療処置を行った。明日、(稲田さんの)遺体を移送する」と語った。

2人は2週間前に日本から到着し、ガイドなしで山に登った。(c)AFP