レイズのフランコに禁錮5年求刑 未成年者への性的虐待で
このニュースをシェア
【6月24日 AFP】米大リーグ(MLB)のタンパベイ・レイズに所属するワンダー・フランコ(24)に対し、母国ドミニカ共和国の検察は23日、未成年者への性的虐待の罪で禁錮5年を求刑した。
フランコは2022年12月、当時14歳だった少女と性的関係を持ったとして、母国で裁判にかけられている。
少女の母親も関係を容認したとして性的搾取の罪で起訴されており、検察は母親に対し、禁錮10年を求めている。
捜査当局によると、フランコは母親を口止めするために、7回にわたり月約1700ドル(約25万円)を支払ったほか、車も与えたとされている。
少女自身が被害を通報し、現在は親戚のもとで保護されている。
フランコは2023年シーズン、17本塁打、58打点を記録し、途中まではリーグ屈指の活躍を見せていたが、同年8月にレイズから無期限の休職扱いとされた。現在も球団から給与の支給を受けている。(c)AFP