【6月24日 AFP】米国東部3分の1が23日、熱波に見舞われ、1億6000万人近くに影響を及ぼしている。ニューヨーク都市圏の最高気温は40度に達するとの予報も出された。

米国は週末、今年初の猛暑となり、首都ワシントン、メリーランド州ボルティモア、ペンシルベニア州フィラデルフィア、ニューヨーク市では、23日から24日にかけて暑さはピークを迎える。

ニューヨークのエリック・アダムズ市長は、「この酷暑はニューヨーク市民にとって不快で過酷なものになるだけではない」とし、人口約800万人の同市で年間500人が暑さにより死亡していると警告。

「そうした考えに立って対処しなければ、極めて過酷かつ危険な状況になる」と注意を呼び掛けた。

当局は高齢者や健康上の問題を抱える人、エアコンのない人に対して、しっかり水分補給し、図書館や娯楽施設など、空調が利いている指定の施設で助けを求めるよう呼び掛けている。(c)AFP