【6月24日 AFP】女子テニス、バートホンブルク・オープンは23日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみが予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)を7-6(8-6)、7-6(7-4)で退け、2回戦に進出した。

ビッグサーバー同士の対戦となったこの試合では、四大大会(グランドスラム)で通算4度の優勝を誇る大坂が、ダニロビッチの10本に対して16本のサービスエースを放ち、2時間を超える熱戦を制した。

試合後、大坂は「グラス(芝)コートでは今年初めての勝利だから、本当にすごくうれしい」と喜びつつ、「(芝の大会で)自分にはポテンシャルがあると思うけれど、他の選手もすごく強い」「勝ってもそれが当然だとは決して思わない。とにかく、きょうの勝利にはとてもわくわくしている」と語った。

これで大坂は、イタリア国際、全仏オープン、ベルリン・オープンと続いていた連敗を3で止めた。2回戦では第5シードのエマ・ナバーロ(米国)と対戦する。

同じく元世界1位のビクトリア・アザレンカも、ラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-2、6-2で下し、初戦を突破。2回戦では第4シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と激突する。(c)AFP