【6月23日 CGTN Japanese】北京・ハルビン高速鉄道の北京・瀋陽区間で20日に行われた中国の高速鉄道車両「復興号」の走行試験で、最高時速は385キロに到達しました。各指標は良好で、時速350キロでの走行を常態化できることが確認されました。

 北京・瀋陽区間は2021年に開通して以来、時速310キロでの走行を常態化していますが、今回の走行試験が成功したことで、「復興号」は北京・瀋陽間でさらに速い時速350キロの走行を常態化することができ、高速鉄道網の全体の効果をさらに引き上げるとみられます。北京と東北地区の主要都市間の移動時間はさらに短縮され、北京から瀋陽までの所要時間は最短で2時間30分になるということです。

 同区間では7月1日以降、時速350キロのモデル車両56本が運行される予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News