キーウに大規模攻撃、5人死亡 「ロシアへの攻撃強化」表明翌日
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【6月23日 AFP】ウクライナは24日、首都キーウへの「新たな大規模攻撃」で少なくとも5人が死亡したと発表した。前日には、同国軍の最高司令官がロシアへの攻撃強化を明言していた。
関係当局によると、キーウとその周辺地域へのロシアの攻撃により、少なくとも5人が死亡し、約20人が負傷した。
イーホル・クリメンコ内相は、高層集合住宅の一部が被害を受けたシェフチェンキウシキー地区で4人が死亡し、さらにビラ・ツェールクワでも1人が死亡したと明らかにした。
また、首都キーウの軍政当局トップは「首都に対する新たな大規模攻撃があった。敵無人機による複数の波状攻撃の可能性がある」と述べた。
今回の攻撃の前日には、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官がロシアへの攻撃を強化すると表明し、「防御に徹していても何も得られず、最終的には後退し、人員や領土を失うことになる」とAFPなどの記者団に語っていた。
シルスキー氏はまた、ウクライナは引き続きロシアの軍事目標を攻撃すると述べ、それが「効果的」であることが証明されたと強調していた。(c)AFP