サンダー ペイサーズ破り移転後初のNBAファイナル制覇
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【6月23日 AFP】24-25NBAファイナル(7回戦制)は22日、米オクラホマ州オクラホマシティで最終第7戦が行われ、オクラホマシティ・サンダーが103-91でインディアナ・ペイサーズを下し、シリーズ成績4勝3敗として優勝を飾った。
サンダーはシアトル・スーパーソニックス時代の1978-79シーズンに優勝を果たしているが、2008年のオクラホマシティ移転後では初のファイナル制覇となった。
サンダーは今季最優秀選手(MVP)のシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが29得点を挙げると、第1クオーターに中心選手のタイリース・ハリバートンが負傷退場となったペイサーズを圧倒した。
ペイサーズは、19日に行われた第6戦でハリバートンがふくらはぎの負傷を押してプレーし、白星を挙げてシリーズを最終戦に持ち込んでいた。しかし、この日の第1クオーターにハリバートンは苦痛に顔をゆがめてコートに倒れ込むと、試合を後にした。チームは「右脚下部の負傷」と発表しており、米スポーツ専門チャンネルESPNは父親の話として、アキレス腱(けん)のけがと伝えている。
それでも勇敢な戦いぶりで48-47とリードしてハーフタイムを迎えたペイサーズだったが、サンダーは第3クオーターで34-20として点差を広げると、最終クオーターにはアドバンテージを譲ることなく一時最大22点差をつけて勝利を収めた。
ファイナルのMVPには、サンダーのギルジャス・アレクサンダーが選ばれた。レギュラーシーズンMVPとのダブル受賞は、12-13シーズンのレブロン・ジェームズ以来となっている。(c)AFP