10人のレアルが勝利、パチューカに地力の差見せる クラブW杯
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【6月23日 AFP】サッカークラブW杯は22日、米国各地でグループリーグの試合が行われ、グループHのレアル・マドリード(スペイン)は序盤に退場者を出しながらも、パチューカ(メキシコ)を3-1で下し、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
レアルは試合開始わずか7分、ラウル・アセンシオがサロモン・ロンドンをゴール前で倒し、決定機阻止により一発レッドカードを受けた。
それでも守護神ティボー・クルトワの好セーブで失点を防ぐと、スローペースに持ち込んで相手のチャンスを制限。35分にはジュード・ベリンガムが左足で均衡を破る先制点を決め、前半終了2分前にはトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスをゴンサロ・ガルシアが巧みに落とし、最後はアルダ・ギュレルが2点目をマークした。
後半もパチューカが多くのチャンスをつくったものの、クルトワが再三の好守で立ちはだかり、70分にはフェデリコ・バルベルデがダメ押しの3点目。その後の相手の反撃をエリアス・モンティエルの1点に抑えた。
この結果、シャビ・アロンソ新監督率いるレアルは勝ち点4でグループ首位に立ち、対するパチューカは2連敗で敗退が決まった。
開幕戦でレアルと引き分けたアル・ヒラル(サウジアラビア)とレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)の試合は0-0のスコアレスドローに終わり、ザルツブルクが勝ち点4で2位につけている。(c)AFP