シリア・ダマスカスの教会で自爆攻撃、20人超死亡
このニュースをシェア
【6月23日 AFP】シリアの首都ダマスカスの教会で22日、自爆攻撃があり、少なくとも22人が死亡、数十人が負傷した。内務省は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のメンバーが自爆したとしている。
シリア人権監視団によると、同国で教会が攻撃されたのは2011年に内戦が勃発(ぼっぱつ)して以来、初めて。
内務省は声明で、「ダーイシュ(IS)テロ組織に所属する自爆攻撃要員がドゥエラ地区の聖エリアス教会に入り、発砲した後、爆発ベルトで自爆した」と説明した。
AFP記者は、治安部隊が現場を封鎖する中、救急隊員が教会から人々を運び出すのを目撃した。教会内は備品や座席の木材が散乱し、アイコンが倒れ、床には血の海が広がっていた。(c)AFP