【6月23日 AFP】米大リーグ(MLB)は22日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はワシントン・ナショナルズ戦に1番・投手兼指名打者(DH)で先発出場し、投打にわたる活躍でチームの13-7の逆転勝利に貢献した。

大谷は、右肘手術からの復帰後2回目の登板となり、18球を投げて2奪三振、1回無失点の好投を見せた。打っては7回に3点適時三塁打、8回には26号2点本塁打を放ち、4打数2安打5打点と大暴れした。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、16日に約2年ぶりの復帰登板を果たしたばかりの大谷の投手起用について、引き続き慎重な方針を取る考えを示し、報道陣に対して「今のところは1イニングで大丈夫だ」と語った。

「今はまだ土台づくりの段階。打席に立ちながら、1イニングずつ積み重ねており、慎重すぎるくらい慎重に進めている」

「本人も、自分の状態とチームの状況を理解している。いずれは一定の程度のポイントに到達するはずだが、そこに向けて焦る必要はない」

この日の大勝で、ドジャースはナ・リーグ西地区の首位を維持している。(c)AFP