【6月21日 AFP】イスラエルは21日、イランで進められているとする核開発計画を少なくとも2年は後退させたと主張した。ドナルド・トランプ米大統領は前日、米国がイスラエルの対イラン攻撃に加わるかどうかは2週間以内に決定すると述べていた。

イスラエルは21日、同国空軍はイラン中部にあるミサイル貯蔵庫と発射場に新たな空爆を開始したと発表した。イスラエルは一連の攻撃について、イランの核兵器開発を阻止するためとしており、イラン側は核兵器開発を否定している。

イスラエルのギデオン・サール外相は、21日に公開されたドイツ日刊紙ビルトのインタビュー記事で、「報告によれば、われわれは、イランが核爆弾を保有する可能性を少なくとも2〜3年は遅らせることができた」と主張。

イスラエルによる1週間にわたる攻撃は続行されるとし、「この脅威を排除するため、わが国は可能な限りあらゆる手を打つ」と表明した。(c)AFP