フラメンゴがチェルシー下し16強、バイエルンはボカ下す クラブW杯
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【6月21日 AFP】サッカークラブW杯は20日、米国各地でグループリーグの試合が行われ、グループDではフラメンゴ(ブラジル)が後半に見事な逆転劇を見せてチェルシー(イングランド)に3-1で勝利し、16強入りを決めた。
序盤、チェルシーのペドロ・ネトに先制点を許したフラメンゴだったが、後半に入ってから途中出場したブルーノ・エンリケが62分に同点弾を挙げると、その3分後にはダニーロが逆転弾を決めた。
数分後にチェルシーのニコラス・ジャクソンが危険なタックルで退場処分となり、同点に追いつく希望が事実上消えると、フラメンゴは終盤にウォレス・ヤンが3点目を奪った。
2連勝となったフラメンゴは、その後行われた同グループのもう1試合でエスペランス(チュニジア)がロサンゼルスFC(LAFC、米国)に1-0で勝利したため、決勝トーナメント進出が決まった。
グループCでは、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)に2-1で勝利し、16強入りを果たした。
バイエルンは18分にハリー・ケインのゴールで先制した後、66分にミゲル・メレンティエルに同点弾を許したが、84分にマイケル・オリーセが決勝弾を決めた。
同組のもう1試合では、ベンフィカ(ポルトガル)が6-0でオークランド・シティ(ニュージーランド)を粉砕。これで、オセアニア勢唯一のクラブであるオークランドの敗退が決まった。
ベンフィカはグループ最終戦でボカに引き分け以上の結果を残せば、勝ち上がりが決まる。(c)AFP/Andy SCOTT, Simon EVANS in Miami