ディバッツ氏がバイク事故で負傷、NBAの元名センター
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【6月21日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズなどでプレーした元名センターのブラデ・ディバッツ氏(57)が、モンテネグロでの交通事故で股関節を骨折して入院した。20日に病院関係者がAFPの取材で明かした。
病院の広報担当者によると、ディバッツ氏は19日夜、首都ポドゴリツァから47キロ西にある港町リサンでバイク運転中に転倒し、負傷した。直後に病院へ搬送され、医師が詳しい検査を行ったところ、股関節骨折が確認されて手術が行われたという。容体は安定している。
ディバッツ氏は1989年のNBAドラフトでレイカーズに指名され、リーグに影響を与えた最初の欧州出身選手の一人となった。
レイカーズで7シーズンを過ごした後、シャーロット・ホーネッツ(ニューオーリンズ・ペリカンズ)とサクラメント・キングスを渡り歩き、最後はレイカーズでキャリアを終えた。
カリーム・アブドゥル・ジャバー氏やマジック・ジョンソン氏らの指導を受けてすぐにNBAに適応し、米国以外で生まれ育った選手では初めてリーグで1000試合以上に出場。旧ユーゴスラビア代表メンバーとして1996年アトランタ五輪のバスケットボール男子で銀メダルを獲得したほか、2010年には国際バスケットボール連盟(FIBA)の殿堂入り、2019年にはNBAの殿堂入りを果たした。(c)AFP