【6月21日 AFP】トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は20日、激化するイランとイスラエルの紛争は「後戻りできない段階」に急速に迫っていると述べた。

エルドアン氏は「残念ながら、(イスラエルによるパレスチナ自治区)ガザ地区での(集団殺害)とイランとの紛争は、後戻りできない地点に急速に迫っている。この狂気を一刻も早く終わらせなければならない」と述べ、中東だけでなく、欧州やアジアに「長年にわたり」影響を及ぼす可能性があると警告。

「さらなる破壊、流血、民間人の犠牲、そして大惨事が起きる前に、引き金やボタンから指を離す必要がある。こうした事態は、今後何年にもわたって、中東、そして欧州とアジアに影響を与える可能性がある」と続けた。(c)AFP