【6月20日 AFP】サッカークラブW杯は19日、米国各地でグループリーグの試合が行われ、グループBのパリ・サンジェルマン（PSG、フランス）がボタフォゴ（ブラジル）に0-1で敗れる波乱があった。

欧州と南米の現王者同士による注目の一戦は、ボタフォゴが前半にブラジル代表FWイゴール・ジェズスのゴールで先制し、そのままリードを守り切った。

ボタフォゴはこれで2連勝となり、決勝トーナメント進出に大きく前進した。

PSGは先月に欧州チャンピオンズリーグを制し、大会前の優勝候補に挙げられていたが、この日はボタフォゴの粘り強い守備に苦しみ、初戦のアトレティコ・マドリード（スペイン）戦に続く連勝とはならなかった。

PSGを率いるルイス・エンリケ監督は、「非常に厳しい試合になることは分かっていた。相手の守備がとても良かった」と述べ、「試合を分析して改善点を見つけないといけない。ただ、自分たちのパフォーマンス自体は悪くなかった」と前を向いた。

同組のもう1試合では、アトレティコがパブロ・バリオスの2ゴールなどでシアトル・サウンダーズ（米国）を3-1で下した。

この結果、グループBはボタフォゴが勝ち点6で首位に立ち、PSGとアトレティコが同3で並んでいる。サウンダーズは0ポイントで最下位。最終節では、ボタフォゴとアトレティコ、PSGとサウンダーズが対戦する。(c)AFP