中国は今年もまた世界経済の主要な成長エンジンとなる
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【6月26日 Peopleʼs Daily】「中国は今年度の国内総生産(GDP)の成長率に5%前後という『意欲あふれる目標』を設定した」「中国は引き続き世界経済の中で重要な役割を果たし、世界経済の一体化を推進し、持続可能な繁栄と発展を促進する」など、中国は、世界経済が成長のパワーを欠き、一国主義や保護主義が深刻化する中で、質の高い発展を推進するという自信を世界に向けて示している。
5%の成長目標は、まさに中国の底力と自信の表れだ。昨年、外部からの圧力が増大し、内部の困難が深刻化する複雑で厳しい状況の中で、中国は年間経済・社会発展の主要目標を無事に達成し、名目GDPは初めて130兆元(約2593兆5000億円)を突破した。
5%という経済成長率は、世界の主要な経済体の中でも前列にする。
中国政府の昨年の「安定」と「進展」を両立させた経済運営は、今年の5%前後の成長目標の達成に向けた堅固な基盤となっている。
最近、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、スイス銀行(UBS)など主要な国際機関が、中国経済の動向を詳細に分析したレポートを発表し、今年の中国経済の成長見通しを相次いで上方修正している。
5%の成長目標は、成長の原動力と機会を象徴している。昨年の中国の世界の経済成長に対する貢献率はおよそ30%で、世界経済の重要な原動力となっていた。
世界第2位の経済大国として、中国が今年も引き続き5%の経済成長目標を掲げることは、質の高い発展を推進する中国の自信と決意を示すだけでなく、世界経済に活力を与え、発展の機会を創造するという大きな志と責任感を示すものである。
国際世論がこの中国の成長目標を「意欲あふれる」と評価しているのは、今年中国が直面する外部環境がさらに複雑で厳しく、経済の回復基調がまだ不安定で、この目標を達成するのは容易ではなく、艱難辛苦を乗り越えなければならないことを理解しているからだ。
中国がこの目標を達成できれば、世界経済に対しては「乗数効果」によってさらに大きな発展の恩恵をもたらすものと期待される。
発展の動力源と機会は、イノベーションと産業の構造転換・アップグレードから生み出される。5%の経済成長を実現することは、中国の産業のさらなる高度化とイノベーション能力の向上を意味する。
昨年、中国は伝統産業の構造転換・アップグレードを加速させ、戦略的な新興産業が活気に満ちた発展を遂げ、未来産業の整備が着実に進み、核心的技術の研究開発が成果を上げ、先端分野の人工知能や量子技術などの分野でイノベーションの成果が続々と生まれている。
今年中国は、引続き商業宇宙開発、低空経済などの新興産業の発展を推し進め、バイオ製造、量子テクノロジー、「具身型AI(エンボディド・インテリジェンス)」、6Gなど未来型産業を育成するとしている。「人工知能プラス行動」を引き続き推し進め、「新たな品質の生産力」を代表する成長のエンジンをさらに強化しようとしている。
中国のイノベーションの実践は世界のイノベーションの実践であり、世界経済の成長空間を拡大するものである。
発展の動力源と機会は、ローカーボン発展とグリーン転換にある。昨年、中国は5%の経済成長を達成する一方で、エネルギー原単位(単位GDP当たりのエネルギー消費量)を前年比で3%以上削減している。再生可能エネルギーの新規導入容量は3億7000万キロワットに達し、新エネルギー車の年間生産台数は1300万を突破した。
これは経済成長とグリーン転換が両立でき、相互に促進し合うという事実を示している。
今年また中国は、エネルギー原単位の3%程度の削減と生態環境の質の継続的な改善を目標に掲げ、生態文明の建設とグリーン発展の推進という雄々しい志と気力を示し、全世界の気候変動対策と生態文明の建設に対して、新たな貢献を果たすことだろう。
南太平洋のトンガ王国に本部を置く「太平洋中国友好協会」のヒリア・オッティノ(Hiria Ottino)会長は、中国のグリーン発展に関して、「グリーン」は今年の中国政府の活動報告に頻繁に見られるキーワードであり、中国がカーボン・ピークアウトとカーボン・ニュートラルの目標に向かって堅実に進んでいることを強く感じとることができると語っている。
発展の動力源と機会は、開放的な発展と機会の共有から生まれる。今年、中国は国内需要を全ての方面で拡大し、内需を経済成長の主要な原動力と安定の基盤にしようとしている。また、外部環境がどのように変化しても、中国は揺るぎなく対外開放を推し進め、制度的な開放を着実に拡大し「自主的な開放」と「相互性を問わない能動的な開放」を秩序立てて推進するとしている。
中国は、サービス業の開放拡大に関する総合的なパイロットプロジェクトを推進する。インターネットや文化など分野での秩序立った開放を促進し、通信、医療、教育などの分野の対外開放のパイロットポイントを拡大する。
中国は、市場化、法治化、国際化の一流のビジネス環境を整備し続け、外資企業がより発展しやすい環境を整えていく。 中国は、より活気あふれる消費市場とより大胆な開放政策によって、中国の1%ごとの経済成長が、世界経済に「乗数効果」をもたらし、さらに大きな発展の機会を提供することを目指している。(c)PeopleʼsDaily/AFPBBNews