F1南アフリカGP開催に前進 サーキット改修計画に青信号
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【6月19日 AFP】南アフリカ・ヨハネスブルク近郊にあるキャラミ・グランプリ・サーキットのオーナー、トビー・ベンダー氏は18日、同サーキットをフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)基準にアップグレードする計画が、統括団体の国際自動車連盟(FIA)によって承認されたと発表した。
ベンダー氏は「本日、キャラミは新たな章へとページをめくる。F1がアフリカの地に戻ってくる」「FIAによるグレード1設計の承認は、その旅の大きな一歩だ」と述べた。
キャラミ・サーキットの1周約4.5キロのレイアウトは変更されず、改修にはランオフエリアやバリアーシステム、縁石、排水溝などの強化が含まれている。FIAは完了までに3年の期限を与えているが、改修を担当する英国の会社は3か月以内に完了できると述べている。
より多くの観客席とグランドスタンドも大規模改修の一環として計画されており、キャラミ・サーキットはアフリカで唯一となるグレード1認定会場となる。
同サーキットではF1グランプリが計21回行われており、当時ウィリアムズのアラン・プロストが優勝した1993年大会が最後の開催となっている。(c)AFP