【6月19日 AFP】英国のキャサリン皇太子妃は、イングランド南部バークシャーで17日から5日にわたって行われている伝統の競馬レース「ロイヤルアスコット」への参加を取りやめた。ケンジントン宮殿が18日、発表した。

キャサリン妃は、夫のウィリアム皇太子、チャールズ国王、カミラ王妃と共に参加できないことに落胆しているとされる。

キャサリン妃は、がん寛解を公表後、徐々に公務に復帰している。

英国のPA通信は、「がんとの闘病を経て、適切なバランスを探り続けている」としている。

今月14日のチャールズ国王の「公式誕生日」では、「軍旗分列行進式(トゥルーピング・ザ・カラー)」のパレードに臨んだ後、バッキンガム宮殿のバルコニーに王室メンバーと共に姿を見せた。

16日にロンドン西郊のウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われたガーター勲章の叙任式典にも出席していた。(c)AFP