【6月19日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛機関によると、18日に同地区でイスラエルの攻撃により33人が死亡した。その中には、援助を求めていた11人も含まれるという。

民間防衛機関のマフムード・バッサル報道官はAFPに対し、ガザ中部で食料を求めて集まっていた「数千人の市民に対して占領軍が発砲し、複数の砲弾を発射し」、11人が死亡、100人以上が負傷したと述べた。

イスラエル軍はAFPに対し、ガザ中部で活動している部隊が「潜在的な脅威をもたらす形で」接近する「不審者の集団」を確認したと述べた。

軍は部隊が「警告射撃」を行ったが、「負傷者については認識していない」と述べた。

民間防衛機関は、18日にイスラエルの3回の空爆で19人が死亡したと述べた。これらの攻撃は家屋と避難民のテントを標的にしたとされている。

ガザ市北東部の住宅街でもイスラエルの空爆により3人が死亡した。

民間防衛機関はまた、17日に南部ハンユニスの援助センター近くで発生したイスラエル軍の攻撃により、少なくとも53人が死亡したと報告した。(c)AFP