【6月18日 AFP】ウクライナの救助隊は18日、前日のロシア軍による首都キーウへの大規模攻撃による死者が21人、負傷が130人以上に増加したと発表した。

ロシアは17日未明、キーウに向けて数十のドローンとミサイルを発射した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この攻撃を3年以上続く紛争におけるキーウに対する「最も恐ろしい攻撃の一つ」と呼んだ。

ウクライナ国家緊急サービスはテレグラムで、「キーウで計21人が死亡、134人が負傷した」と報告。

ソロムヤンシク区にある9階建てのアパート1棟のがれきの下から16人の遺体が収容されたと付け加えた。

ゼレンスキー氏は、ウクライナ全土に対する攻撃で440機の無人機と32発のミサイルが発射されたと述べ、国際社会に対し「見て見ぬふりをしない」よう強く求めた。

ロシア国防省は他の大規模攻撃後と同様、キーウ地域の「軍産複合施設に対する精密攻撃」を実施したと述べた。(c)AFP