【6月17日 AFP】24-25NBAファイナル(7回戦制)は16日、米オクラホマ州オクラホマシティで第5戦が行われ、オクラホマシティ・サンダーがインディアナ・ペイサーズを120-109で下し、シリーズ成績を3勝2敗として優勝に王手をかけた。

サンダーは18点リードで前半を折り返すと、後半はペイサーズの追い上げを許して第4クオーターには一時2点差まで詰め寄られたが、そこから再び流れを引き戻し、突き放して勝利をつかんだ。

サンダーではジェイレン・ウィリアムズが40得点、6リバウンド、4アシストでチームをけん引し、今季最優秀選手(MVP)のシェイ・ギルジャス・アレクサンダーも31得点、10アシストの活躍を見せた。

一方のペイサーズは、パスカル・シアカムがチーム最多の28得点を挙げたが、今ポストシーズンで何度も見せてきた逆転劇の再現はならなかった。

エースのタイリース・ハリバートンは、第1クオーター途中に右ふくらはぎを痛めて一度退場。その後コートに戻ってきたが、フリースローのみのわずか4得点にとどまり、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。シリーズ第2戦以降、コンディションに不安を抱えており、今後の状態も懸念される。

第6戦は19日にインディアナ州インディアナポリスで行われる。(c)AFP