北京地下鉄でJCBやアメックスカード使用の改札通過が可能に
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【6月17日 CGTN Japanese】北京市内を走る地下鉄や都市鉄道など北京都市軌道交通は15日から、海外で発行されたJCBカードと国内外で発行されたアメリカン・エキスプレスカード(アメックス)の非接触型決済による改札通過とチケット購入・清算機能に対応することになりました。
2024年9月にマスターカード、ビザに対応したのに続いて、北京の交通分野で乗客の決済の利便性に向けたアップグレードとなります。これにより、北京都市軌道は中国銀聯、マスターカード、ビザ、JCB、アメリカン・エキスプレスの5大カードの決済サービスにネットワーク全体で対応できる世界初の都市軌道交通システムとなりました。
今回のサービスのアップグレードは、北京地下鉄29本の運営路線(空港線2本、西郊線、亦荘T1線を含む)の523駅、都市郊外鉄道S2線をカバーします。乗客は事前にチケットを購入したり、アプリをダウンロードしたりする必要がなく、ゲートでカードをかざすだけで、瞬時に改札を通過することができます。
2024年9月13日に中国で初めて海外の銀行が発行するカードによるタッチ式の改札通過サービスが開始されて以来、130カ国・地域以上の銀行カードが北京の都市軌道で利用されています。北京都市軌道は、今後も引き続きより多くの利便化サービス措置を模索し、国内外の乗客により豊富で多様な決済の選択肢を提供する方針です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News