LAの夜間外出禁止令、あと数日維持の見通し バス市長
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【6月16日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルス(LA)のカレン・バス市長は15日、中心部の一部地区を対象とした夜間外出禁止令は「あと数日」続くとの見通しを示した。LAではこの日、トランプ政権による不法移民の一斉摘発に抗議するデモが9日目を迎えた。
デモはおおむね平和的で、中心部の限られた地区にとどまっていたが、暴力行為も散発的に発生し、ドナルド・トランプ大統領はそれを口実に4000人の州兵と700人の海兵隊を派遣した。
市長は6月10日、破壊行為や略奪を防ぐことを目的に夜間外出禁止令を発令した。
市長はこの日、地元テレビ局KTLAのインタビューで、暴力行為の背後にいる人々の数が「減少することを望んでいる」と述べた上で、「そのため少なくともあと数日は外出禁止令が続くだろう」と語った。正確に何日続くかは予測できないとも話した。(c)AFP