【6月16日 AFP】昨年のワールドラグビー年間最優秀選手に輝いたFLピーター・ステフ・デュトイが、負傷のため今季最初の4試合に臨む南アフリカ代表から離脱した。同国ラグビー協会(SARU)が15日、発表した。

ジャパンラグビーリーグワンのトヨタヴェルブリッツに所属する32歳のデュトイは、6月28日から7月19日にかけて行われるバーバリアンズ、イタリア(2戦)、ジョージアとの試合を欠場する。

この他、PRのゲルハルト・スティンカンプとヌトゥコ・ムチュヌ、ナンバー8のヤルノ・オーガストウスとキャメロン・ハネコム、CTのルカニョ・アムもけがのため離脱した。発表では、各選手のけがの詳細や復帰時期については明らかにされていない。

南アフリカは今年14試合を予定しており、夏のテストマッチシリーズの後は、8月から10月にかけて南半球対抗戦のザ・ラグビーチャンピオンシップに出場し、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチンとそれぞれ2試合ずつを行う。

11月にはフランス、イタリア、アイルランド、ウェールズと対戦する遠征を予定。しかし、ラシー・エラスムス・ヘッドコーチ(HC)は今年あと2試合を行いたいと述べており、追加の試合が組まれる可能性もある。(c)AFP