ラッセルが今季初勝利、マクラーレンは同士討ち カナダGP
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【6月16日 AFP】25F1第10戦カナダGPは15日、決勝が行われ、メルセデスAMGのジョージ・ラッセルがポールトゥウィンで優勝し、チームに今季初勝利をもたらした。年間優勝を狙うマクラーレンの2人は、終盤にクラッシュを喫した。
ラッセルは、レッドブルの4連覇中の王者マックス・フェルスタッペンを0秒228差で抑え、最後はセーフティカーの先導下で通算4勝目を挙げた。ラッセルのチームメートの18歳キミ・アントネッリが3位に食い込み、F1史上3番目の若さで表彰台に立った。
年間トップに立つマクラーレンのオスカー・ピアストリは終盤に追い上げ、4位でフィニッシュ。チームメートのランド・ノリスとの接触を乗り越え、ノリスとの差を22ポイントに広げた。
ノリスはストレートで追い抜きを狙った際にピアストリに接触。フロントウイングを損傷してリタイアとなった。
フェラーリ勢のシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが、それぞれ5位と6位、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが7位、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが8位に入った。エステバン・オコンがハースの参戦200戦目で9位、ウィリアムズのカルロス・サインツが10位に続き、ポイントを獲得した。
レッドブルの角田裕毅は12位だった。(c)AFP