【6月16日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は15日、同国代表の新監督にジェンナロ・ガットゥーゾ氏(47)が就任すると発表した。解任されたルチアーノ・スパレッティ前監督の後任となる。

ガットゥーゾ氏は、2006年ドイツW杯の優勝メンバーで、現役時代には同代表で73試合に出場。引退後はイタリア・セリエAのACミランやナポリなどで監督を務め、直近ではクロアチア1部のハイデュク・スプリトを率いていた。

FIGCのガブリエレ・グラビーナ会長は「ガットゥーゾはイタリアサッカーの象徴」「青のユニホームは彼にとって第2の肌のようなものだ」とコメントし、W杯予選突破への期待を示した。

W杯で4度の優勝を誇るイタリア代表だが、直近は2大会連続で出場を逃している。2週間前に行われた2026年北中米大会の予選初戦ではノルウェーに0-3で敗れ、スパレッティ氏はその試合後に解任された。

イタリア代表は今後、9月にエストニアとイスラエル戦を控えている。(c)AFP