イランの核開発計画「不可逆点」に イスラエル軍発表
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【6月13日 AFP】イスラエル軍は13日、イランの核開発計画は「不可逆点」に近づいているとする情報収集の結果を発表した。
同軍は声明で「ここ数か月間で蓄積された情報は、イラン政権が(核開発計画の)不可逆点に近づいている証拠を提示した」と述べた。
「数千キログラムに及ぶ濃縮ウランを製造しようとする動きと、地下施設に分散化・要塞化された濃縮拠点の存在が相まって、イラン政権は軍用レベルの濃縮ウランを製造する能力を持つに至っており、短期間で核兵器を獲得することが可能になっている」としている。
またイスラエル軍は別の声明で、「イラン政権がイスラエル国家を破壊するための具体的な計画を持っていた」ことを示す資料を入手したと述べた。これは「イスラエル破壊計画」と命名されていたとしている。
さらに「イスラエル国家には選択の余地がなかった。IDF(イスラエル国防軍)は、イスラエル国家の市民を守るために行動する義務があり、今後もそうするだろう」と述べた。(c)AFP