トランプ氏、イスラエルのイラン攻撃「十分に起こり得る」と警告
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【6月13日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は12日、イスラエルが近くイランの核施設を攻撃する可能性があると警告したが、米国による外交的解決への努力を強調し、重要な同盟国であるイスラエルに対して攻撃を控えるよう求めた。
トランプ氏が「大規模紛争」を警告し、米大使館職員の数を減らす中、中東地域では過去2日間で緊張が高まっている。
トランプ氏はイスラエルの攻撃が迫っているかとの質問に対し、「差し迫っているとは言いたくないが、十分に起こり得ることのようだ」とホワイトハウスで記者団に語った。
トランプ氏は、イランの核開発に関する「かなり良い」合意が「間近」だと信じているが、イスラエルが宿敵イランを攻撃すれば合意の可能性が損なわれる恐れがあると述べた。
トランプ氏は、9日に行ったイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との電話会談の詳細は明かさなかったが、「彼らが介入するのは望まない。なぜなら、それがすべてを台無しにすると思うからだ」と述べた。(c)AFP