【6月13日 CGTN Japanese】中米経済貿易協議の中国側リーダーを務める何立峰副総理と米国側のリーダーを務めるベッセント米財務長官およびルトニック商務長官、グリア通商代表は現地時間9日と10日の両日、英国のロンドンで中米経済貿易協議メカニズムの第1回会議を開催しました。双方は率直で踏み込んだ討議を行い、それぞれが関心を寄せる経済・貿易議題について深く意見を交わし、両国首脳が5日の電話会談で合意した事項を実行に移し、5月のジュネーブ協議の成果を固めるための措置と枠組みについて原則合意し、経済貿易分野における互いの関心事の解決について新たな進展を遂げました。

 何副総理は、「双方は今後も両国首脳が電話会談で合意した内容と指示に基づき、中米経済貿易協議メカニズムの役割をさらに発揮し、共通認識を継続的に深め、誤解を減らし、協力を強化すべきだ」と述べました。また、「双方が歩み寄り、約束を誠実に守る精神と共通認識を実行に移すための具体的な行動を示し、得難い協議の成果を共に守り、引き続き意思疎通と対話を続け、中米経済貿易関係が安定して発展するよう推進し、世界経済により多くの確実性と安定性を注ぎ込むべきだ」と改めて強調しました。

 米国側は、今回の協議は前向きな成果を上げ、2国間の貿易関係をさらに安定させたとして、両国首脳の電話会談での合意に基づき、中国側と互いに歩み寄りながら、今回の協議で得られた合意を共に着実に実行していくと表明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News