米居住権、7億円超で取得可能に 「トランプカード」用ウェブサイト開設
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【6月12日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は11日、500万ドル(約7億2000万円)で取得できる米国居住権「トランプカード」専用のインターネットサイト「TrumpCard.gov」を開設したと発表した。サイトでは、正式な申し込みに向け氏名などを事前登録できるようになっている。
トランプ氏はSNSで、「世界で最も偉大な国と市場へのアクセス権を得るためにどのように申請すればいいか、何千人もの人が電話で尋ねてきている」と自賛した。
トランプ氏は4月、大統領専用機「エアフォースワン」に搭乗中、トランプカード構想を公表。自身の顔が描かれた金色の試作品を手にし、「2週間以内に」利用できるようになると語っていた。
現時点でまだ利用可能ではないが、この日公開されたウェブサイトには、「トランプカード来たる」という見出しの下、関心のある人が名前やメールアドレスを登録できる欄が設けられている。
トランプ氏は以前、この新たなビザは現行のグリーンカード(永住権)の高額版であり、米国内での雇用創出、連邦債務の削減に寄与し得ると話していた。
2月には、政権としては「おそらく100万枚」発給することを想定しているとし、ロシアの新興財閥(オリガルヒ)に発給する可能性も否定しなかった。(c)AFP