【6月12日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏がドナルド・トランプ大統領に対する最近の批判の一部について「行き過ぎた」と後悔の念を示したことについて、ホワイトハウスは11日、トランプ氏は「感謝している」と明らかにした。

ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、「大統領はイーロンがけさ発表した声明を認識しており、それに感謝している」と述べた。また、トランプ氏がマスク氏が抱える政府契約の一部を打ち切ると脅迫したことについては、「いかなる努力もしていない」と付け加えた。

マスク氏は11日、「先週のドナルド・トランプ大統領に関するいくつかの投稿を後悔している。行き過ぎたものもあった」とX（旧ツイッター）に投稿した。

米紙ニューヨーク・タイムズによれば、マスク氏の後悔のメッセージは9日深夜にトランプ氏と電話した後に出された。

報道によると、J・D・バンス副大統領とスーザン・ワイルズ大統領首席補佐官が仲介役として、マスク氏に協力したとされる。(c)AFP