中国の王毅外交部長 国連「文明間の対話の国際デー」にビデオメッセージ
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【6月12日 CGTN Japanese】中国の王毅外交部長は10日、国連初の「文明間の対話の国際デー」のグローバルイベントにビデオメッセージを送りました。
王部長はあいさつで、「世界が百年に一度の変革による巨大な衝撃に直面する中、文明の価値はかつてないほど際立っており、文明間の協力は極めて重要で、文明間の対話はまさにちょうど良いタイミングだ」と強調しました。また、「文明間の対話は和平の絆であり、発展の原動力であり、友情の懸け橋でもある。国連が『文明間の対話の国際デー』を設立したことは、各国国民が文明間の対話を進め、人類の進歩を促進する普遍的な願いに順応しており、国連加盟国すべての一致した支持を得ている」と述べました。
王部長はまた、三つの側面から文明間の対話を促す中国側の主張を説明しました。第1に、文明の擁護者として、各国の人々が自主的に選んだ発展の道と社会制度を尊重し、文明間の衝突を拒絶し、内政干渉に反対し、一方的な威圧に抵抗し、平等と尊厳を共有します。第2に、文明交流の実践者として、文明間の対話を通じてグローバルな課題を解決する知恵をくみ取り、世界現代化の道を広げていきます。第3に、文明進歩の促進者として、思想、技術、人的往来を促し、人工知能(AI)などの新興技術を適切に利用して、文明の伝承と革新を支援し、共通の物質的・精神的財産を継続して豊かにしていきます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News