【6月11日 AFP】サッカーW杯北中米大会の南米予選は10日、第16節の各試合が行われ、ブラジルがパラグアイを1-0で下し、本大会出場を決めた。

先に行われた試合でウルグアイがベネズエラに2-0で勝利したため、パラグアイは引き分け以上、ブラジルは勝利でW杯出場が決まる状況となっていた中、ブラジルは44分、レアル・マドリード所属のビニシウス・ジュニオールが決勝点を挙げた。

ブラジルはカルロ・アンチェロッティ監督就任後の初白星となり、ちょうど66歳の誕生日を迎えた指揮官にとっては最高のプレゼントとなった。

ブラジルはこれで勝ち点25の3位に浮上し、自動出場圏の6位以内が確定した。

一方、敗れたパラグアイは勝ち点24のままで、残り2試合であと1ポイントを獲得すれば、2010年南アフリカ大会以来のW杯出場が決まる。

2位エクアドルはペルーと0-0で引き分け、ブラジルとともにW杯出場を決定させた。

また、ベネズエラに勝利したウルグアイも、残り2試合であと勝ち点1を得ればW杯出場が確定する。

一方、チリはボリビアに0-2で敗れ、3大会連続の予選敗退が決まった。

すでに本大会出場を決めているアルゼンチンは、コロンビアと1-1で引き分けた。(c)AFP