【6月11日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会の欧州予選は10日、各地で試合が行われ、グループGのオランダはマルタを8-0で下し2連勝。一方、同グループのライバルであるポーランドはフィンランドに1-2で敗れた。

オランダは開始20分までに3ゴールを奪うなどマルタを圧倒。2得点を決めたメンフィス・デパイは代表通算50ゴールに伸ばし、ロビン・ファン・ペルシーと並んでオランダ代表の歴代最多得点者となった。

ポーランドは、エースストライカーのロベルト・レワンドフスキが監督との確執を理由に代表招集拒否を表明してから最初の試合を落とした。

この結果、フィンランドが勝ち点7でグループ首位に立ち、オランダは2試合消化が少ないながらも1ポイント差で2位に位置している。ポーランドは3試合を終えて勝ち点6の3位となっている。

グループKでは、セルビアがアレクサンダル・ミトロビッチのハットトリックによりアンドラを3-0で下し、勝ち点4の3位に浮上した。2位アルバニアとは勝ち点1差で、4位ラトビアとは同勝ち点。アルビアとラトビアは1-1で引き分けた。

グループHでは、オーストリアがマルコ・アルナウトビッチの2得点などでサンマリノを4-0で下し、消化の1試合多い首位ボスニア・ヘルツェゴビナと勝ち点3差の2位に浮上した。ルーマニアはキプロスを2-0で下したが、オーストリアが2連勝したためグループ3位に転落した。(c)AFP