イラン、窃盗犯2人の手を切断
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【6月11日 AFP】イラン司法当局は10日、窃盗で繰り返し有罪判決を受けていた男2人の両手を切断したと発表した。
司法府の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン」によると、中部イスファハン州の裁判所が下した判決が最高裁判所によって支持された後、切断の刑が執行された。
イスファハンの最高裁判事アサドッラー・ジャファリはミザンに「手の切断刑は、窃盗、器物損壊、故意の身体的危害を含む複数の罪で有罪判決を受けたプロの窃盗犯2人に対して執行された」と語った。
1979年のイスラム革命後にイランで導入されたシャリア(イスラム法)に基づく刑法は、特定の犯罪に対する罰として切断を規定しているが、人権団体はそれを「残酷」かつ「非人道的」と非難している。(c)AFP